黒部市議会 > 2021-12-03 >
令和 3年第6回定例会(第1号12月 3日)

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  1. 黒部市議会 2021-12-03
    令和 3年第6回定例会(第1号12月 3日)


    取得元: 黒部市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-13
    令和 3年第6回定例会(第1号12月 3日)   令和3年第6回黒部市議会12月定例会会議録 令和3年12月3日(金曜日)                 議事日程(第1号)                             令和3年12月3日(金)                             午前10時00分開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 議案第76号 令和3年度黒部市一般会計補正予算(第5号)      (提案理由説明、質疑、委員会付託委員長報告、質疑、討論、表決) 第4 議案第77号 令和3年度黒部市一般会計補正予算(第6号)    議案第78号 令和3年度黒部市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)    議案第79号 令和3年度黒部市病院事業会計補正予算(第2号)    議案第80号 黒部市東布施地区防災コミュニティセンター条例の制定について    議案第81号 黒部市認定こども園条例の制定について    議案第82号 黒部市国民健康保険税条例の一部改正について    議案第83号 黒部市印鑑条例の一部改正について    議案第84号 黒部市保育所条例及び黒部市立学校設置条例の一部改正について
       議案第85号 黒部市国民健康保険条例の一部改正について    議案第86号 黒部市都市公園条例の一部改正について    議案第87号 市道の路線の認定及び変更について                  (11件 提案理由説明) ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の会議に付した事件  議事日程に同じ 日程追加 副議長の辞職について       副議長の選挙       議長の辞職について       議長の選挙       新川地域介護保険ケーブルテレビ事業組合議会議員の補欠議員の選挙       新川地域消防組合議会議員の補欠議員の選挙       議会運営委員会の補欠委員の選任について ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の出席議員   17人     1番 谷 村 一 成 君         2番 中 野 得 雄 君     3番 大 辻 菊 美 君         4番 柳 田   守 君     5番 助 田 要 三 君         6番 金 屋 栄 次 君     7番 柴 沢 太 郎 君         8番 成 川 正 幸 君     9番 高 野 早 苗 君        10番 中 村 裕 一 君    12番 小 柳 勇 人 君        13番 木 島 信 秋 君    14番 辻   靖 雄 君        15番 伊 東 景 治 君    16番 橋 本 文 一 君        17番 辻   泰 久 君    18番 新 村 文 幸 君 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の欠席議員    なし ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 説明のため出席した者  市長部局   市長               大 野 久 芳 君   副市長              上 坂 展 弘 君   総務管理部長           有 磯 弘 之 君   市民福祉部長           霜 野 好 真 君   産業振興部長           魚 谷 八寿裕 君   都市創造部長           山 本 浩 司 君   防災危機管理統括監総務課長    長 田   等 君   市民福祉部次長こども支援課長   島 田 恭 宏 君   産業振興部次長農業水産課長    平 野 孝 英 君   都市創造部次長上下水道工務課長  廣 木 敏 之 君   会計管理者            中 島 嘉 久 君   総務管理部次長企画情報課長    藤 田 信 幸 君   総務管理部次長財政課長      川 添 礼 子 君   総務課主幹行政係長        吉 田 雅 之 君  市民病院   市民病院事務局長         長 田 行 正 君   市民病院事務局次長総務課長    池 田 秀 之 君  教育委員会   教育長              中   義 文 君   教育部長             高 野   晋 君   教育委員会事務局次長学校教育課長 林   茂 行 君  代表監査委員            松 野   優 君 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 職務のため議場に出席した事務局職員   議会事務局長           柳 原 真美代 君   議会事務局次長議事調査課長    朝 倉 秀 篤 君   議事調査課課長補佐        宮 崎 香 織 君   主事               南 保 真 也 君 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○(一般質問通告) 一般質問(代表) ■自民クラブ 伊東景治議員  1 令和4年度予算編成方針について   (1)第2次総合振興計画の後期計画にむけて      令和4年度は第2次総合振興計画の前期計画の最終年度であり、後期計画の策      定年度でもある。第2次総合振興計画10年間の中で大変重要な年度であり、      後期5年間を見据えた予算編成になると思うが基本的な考えを伺う。   (2)市税収入及び一般財源総額の動向について      歳入の根幹である市税収入は、令和3年度見込額が約77億円とのことであり、      コロナ前の元年度収入より約4.5億円の減収とのことである。コロナ感染が      続く中、今後も厳しい財政運営となることが想定される。そこで、令和4年度      あるいはそれ以降の市税収入の見込額について伺う。また、一般財源総額の見      込額についても伺う。   (3)重点事業である「デジタル化推進事業」について   (3−1)全庁横断的なデジタル化推進プロジェクトチームとして、「デジタル化推      進事業」が検討されている。国が示す自治体DXの方針に沿って、市民サービ      スの向上と業務の効率化を図るための「デジタル化推進事業」について所要額      を見積もるとのことだが、具体的にどのような事業を計画されるのか、またそ      のための財源はどうするか。   (3−2)総務省はさまざまな分野でデジタル変革(DX)を推進しようとしている。      「名水の里黒部デジタル化ビジョン」を策定するとのことである。どのような      ビジョンを提示してもらえるか大いに期待しているが、策定までのスケジュー      ル、具体的な事業計画への落とし込みがあるのか。   (4)優先課題推進事業である「健やか・展やか・朗らか黒部の創造事業」について      国は「新たな成長推進枠」として、グリーン社会の実現や地方活性化、子供・      子育て等の成長戦略に関わる政策を推進するため、従来の「裁量的経費」の1      0%を減らして「新たな成長推進枠」に充当するメリハリある予算を求めてい      る。「健やか・展やか・朗らか黒部の創造事業」に「新たな成長推進枠」の施      策も併せて検討するということだが、限られた財源でどのように取組むのか、      成長戦略との整合性を精査して取捨選択も考えるべきと思うが。  2 新型コロナウイルス感染症対策について   (1)ワクチン未接種の人、3回目のワクチン接種について      本市におけるワクチン接種状況は、11月末時点でワクチン2回目接種終了者      は32,709人という状況である。2回目完了から8カ月以降3回目の追加接      種をすることになっている。前回同様、集団接種で行うのか、医療機関での個      人接種となるのか、ワクチンはファイザーかモデルナか、等接種の効果も含め      てわかりやすく情報提供をお願いしたい。   (2)県は、新型コロナウイルスワクチンを接種していない人がPCR検査や抗原検      査を無料で受けられるようにする。23億3,900万円の予算化もされた。検      査場所として薬局を想定。検査の無料化は「ワクチン・検査パッケージ」をふ
         まえた対応として、経済活動の活性化と行動制限の緩和の対象とする狙いがあ      る。年内に検査できる薬局を各市町で1か所以上確保するようだが、本市はど      のように対応するか。   (3)新型コロナウイルスの感染拡大やクラスター予防のため、市民病院、介護施設      などの施設では、家族であっても入院・入所者との対面による面会は禁止され      ている。現在は状況が落ち着き、ドア越しに対面できる施設もある。ワクチン      接種が普及し、PCRや抗原検査が無料で受けられるようになれば、面会等の      制限を条件付きで緩和しても良いのではないか。   (4)7月から9月にかけて新型コロナウイルスの感染が全国的に拡大し、医療崩壊      に近い自治体があった。ホテルや自宅療養によって症状が急速に悪化し、緊急      入院ができず死亡者もでた。大きな原因の1つに、ベッドの空きはあったが、      医師、看護師が不足していたことが挙げられている。今後同じような感染状況      が起きた時、どのような対策が考えられるのか。  3 防災・減災について   (1)県は国の依頼を受けて、市町村と協力して点検対象となる盛り土を把握した結      果、100か所の盛り土に課題はなかったとのことである。本市でも盛り土や      切り土は存在すると思うが問題はなかったのか。   (2)線状降水帯や台風による甚大な災害は、安全とされていた都市部でも道路の冠      水や住宅の浸水といった被害が発生している。洪水ハザードマップでは対応は      可能か。   (3)線状降水帯による記録的な大雨によって発生すると想定される災害は本市には      考えられないのか。   (4)防災無線システムが整備されつつあるが、改めてデジタル化による効果につい      て伺う。戸別受信機の申込状況はどうか。 ■自民同志会 谷村一成議員  1 令和4年度予算編成について   (1)市長提案理由説明において、歳入の根幹である市税収入は令和3年度見込額が      約77億円で、令和2年度と比べ約3億円の減収となっており今後も減少傾向      が続くものと示されたが、令和4年度予算編成において市税収入はどの程度の      減少見込が想定されるのか。また、市税の種類別にはどうなのか伺う。   (2)9月に、決算特別委員会において令和2年度決算の審査を行い、多くの議員か      ら本市の課題に対して様々な意見や提案があったわけであるが、令和4年度予      算編成に対してどのように反映するのか。   (3)重点事業として市民サービスの向上と業務の効率化を図るための「デジタル化      推進事業」をあげられたが、事業の内容及び市民サービスや業務がどのように      変わっていくと考えているのか。   (4)優先課題推進事業の1つである「健やか・展やか・朗らか黒部の創造事業」で      は、これまでに引き続いてのテーマに、国が新たに成長推進枠として掲げる、      グリーン社会の実現や地方活性化、及び子供・子育てに対する施策の推進につ      いても併せて検討していくとのことであるが、具体的な内容を伺う。  2 黒部市制施行15周年について   (1)本年度は、本市が誕生して15周年と記念すべき年である。黒部市15年の歩      みを1つの節目として市民がより一層絆を深め、さらなる飛躍発展を目指せる      ようにと本年度予算編成の際には重点テーマと位置付け、市制施行15周年記      念事業を計画したわけだが、当初掲げた目的がどの程度達成されたのか。また      これら事業の成果を伺う。  3 道の駅「KOKOくろべ」誘致ゾーンについて   (1)誘致ゾーン北側温浴施設整備について、設計の見直しや整備スケジュールは      どのような状況なのか伺う。   (2)誘致ゾーン南側の商業施設の整備計画の状況は。整備計画が何年も止まってい      ても良いのか。まだ全く先が見えない状況であれば、整備事業者選考のやり直      しを行い、新たな事業者による整備計画を進めることができないのか。「基本      協定」はどのようになっているのか伺う。  4 北陸新幹線効果について   (1)新幹線開業効果の現状と、ポスト・コロナ時代にどのような新幹線効果を目指      すのか。   (2)通勤通学圏の拡大、地域の活性化、地域のイメージアップ等新幹線効果を最      大限に活用し、サテライトオフィスサテライトキャンパスの誘致を検討する      考えはないのか。  5 小学校再編について   (1)令和3年度は、基礎調査を踏まえて検討を重ねる方針で次の統合への大きな1      年になると、令和2年12月定例会で辻靖雄議員の質問に対し答弁をしている      が、今年度どのようなことに留意しながら調査を行っている状況にあるのか。      また、来年度以降どのようなスケジュールで再編を検討していくのか伺う。   (2)学校再編に対する大野市長の思いを改めて伺う。  6 第2次黒部市総合振興計画後期基本計画の策定について   (1)後期基本計画策定にあたって、前期基本計画で想定していなかった課題が加味      されることになる。国連が定めた持続可能な開発目標(SDGs)の達成につ      いてはもとより、DX(デジタルトランスフォーメーション)によるSoci      ety5.0の実現については知識や見識、そして急速に進化する時代の流れを      見極める先見性が求められると考えられる。「新たな時代の流れ」や「新たな      視点」を加味するにあたり、現在の組織において十分に検討や対応がなされる      状況にあるのか。また併せて、どのように計画に取り入れ策定されていくのか      伺う。  7 デジタル・デバイド対策について   (1)令和3年11月19日に「コロナ克服・新時代開拓のための経済対策」が閣議      決定された。「マイナポイント第2弾」としてマイナンバーカードの普及を図      るため、カードの取得など段階に応じた最大2万円分のポイントを付与する制      度が実施予定である。マイナポイント事業におけるポイント付与サービスの恩      恵や、近隣市町とのデジタル・デバイドの格差が拡大しないよう、また消費さ      れるポイントによる本市の経済効果を考えても大きな効果が期待される。そこ      で、近隣市町において既に対策を講じているところも見受けられるが、本市に      おいても早急にデジタル・デバイド対策を講じることが急務であると考えるが、      本市の見解を伺う。  8 黒部市のビジョンについて   (1)市長は平成30年4月の就任以来、ちょうど同年度にスタートした第2次総合      振興計画の将来都市創造「大自然のシンフォニー 文化・交流のまち 黒部」      としたまちづくりテーマの下、6つの基本方針に沿ってまちづくりを推進して      こられてきたが、改めて本市に対する想い。併せて5年、10年後の本市のあ      るべき姿について大野市長の所見を伺う。 一般質問(個人) ■17番 辻 泰久議員  1 警察署の再編について   (1)入善、黒部、魚津三署を統合して国道8号線に近い旧鷹施中学校跡地に誘致す      る考えがないかを伺います。  2 オリンピックアーチェリーインド代表チームとの今後の交流について   (1)11月市長がインド大使館に出向かれ大使と懇談されお互いに交流を深めるこ      とを約束してこられたようであります。来年はインドと日本が交流を始めて7
         0周年の記念すべき年だそうであります。大使と面会されたその成果を伺いま      す。  3 令和3年度道路除雪計画について   (1)昨年と比較して大きく見直したところは何処かを伺います。   (2)各地区へ貸与している小型除雪機械の操作が難しく困っている町内が見受けら      れるがその対処は。また、老朽化した機械を買い替える計画がないのか伺いま      す。   (3)市道でも幅員が狭く除雪車が進入できない道路の消雪装置設置の計画を伺いま      す。  4 決算特別委員会で指摘された事項をどの様に予算に反映するのか   (1)市税収入が前年度比1.8%の減収となり、翌年度に繰り越される滞納額が2億      円以上になっている。また、不納欠損額が19,788,000円と何れも前年      度より増額になっている。さらに、各特別会計、企業会計においても多額の滞      納額が生じている。どのように対処するのか伺います。   (2)新型コロナウイルス感染症拡大の影響により今後数年間にわたり、市税収入の      大幅な減少が見込まれる。納付方法の拡充や滞納整理などにより、引き続き収      納率の向上に努めていただくとともに、ふるさと納税取り組み強化や、未利      用財産の売却等、あらゆる観点から歳入確保に向けた取り組みが望まれるとこ      ろであるがその対処を伺います。   (3)決算特別委員会で指摘した事業用地の借地料の中で見直しをしたものがあれば      その詳細を伺います。見直しがまだのものは今後どのようにするのかを伺いま      す。 ■9番 高野早苗議員  1 地域材の活用について   (1)県独自の「水と緑の森づくり税」を活用した事業の当市の実績について伺う。   (2)令和6年度から課税される国の「森林環境税」とはどんなものか。「水と緑の      森づくり税」とどう違うのか伺う。   (3)黒部市森づくりプラン(黒部市森林整備計画)の進捗状況について伺う。   (4)脱炭素社会の構築に向けてYKKでは県産材を使用して中高層集合住宅を建築      する計画である。公共施設における地域材の拡大計画について伺う。   (5)黒部市地域材活用促進事業として黒部市産材の個人住宅建設の場合助成金が出      ているが、周知が足りないのでは。また、環境にやさしく地域経済の活性化に      役立つことを目標としていることからこの事業を拡大できないか伺う。   (6)これまで地域の協力に頼ることが大きかった林道管理であるが、高齢化が進む      中でどう進めていくのか伺う。   (7)森林は、木材生産の場としてだけでなく、水源のかん養、土砂災害の防止、二      酸化炭素の吸収、森林レクリエーションの場の提供など様々な公益的機能を有      しているが、緊急度は市民にわかりづらい。森林の啓発活動をどう進めていく      のか伺う。  2 放課後児童クラブについて   (1)本市における実施状況について伺う。   (2)経費の財源内訳について伺う。   (3)障がい児受け入れ加算対象者の状況について伺う。支援員を増やしながらの対      応となるが、支援員で対応は出来ているのか。申し込んだ児童はすべて受け入      れたのか、伺う。   (4)支援員不足が問題視されている。現在の状況について伺う。   (5)平成27年度に厚生労働省から「放課後児童健全育成事業」の実施要綱が定め      られ、その一つに支援員キャリアアップ処遇改善事業がある。支援員の待遇改      善や資格の取りやすい環境づくりをどう進めているのか伺う。   (6)放課後児童クラブは親からすれば学校の延長という見方もある。地域に委託後、      市はどのように関わっているのか。こども支援課学校教育課と連携はされて      いるのか。クラブと市との連携がもっと必要だと思うが考えを伺う。   (7)支援員は各事業所ごとの管理となっている。保護者会にとって労務管理は負担      が重い。市の一括管理はできないか伺う。 ■6番 金屋栄次議員  1 黒部市の漁業の復活再生事業について   (1)整備された生け簀は何基か。      キジハタ、ヒラメをそれぞれ何匹ほど飼育できるか。また、飼育方法と期間な      ど、その規模内容について伺う。また、漁獲の多かった他の魚種や季節により      多量に漁獲した他の魚種を飼育する予定はあるか伺います。   (2)事業を進めて3か月経つ。その成果と、出荷内容など経済効果を伺う。また、      本格運用を目指すとしているが、その目安の内容と数値、そしていつ頃になる      のか考えを伺います。   (3)令和2年第6回市議会9月定例会でもお聞きしている件ですが再度伺う。現在      行っている出荷調整事業を発展拡大させ、漁介類を人工的に飼育して出荷する      「畜養事業(栽培漁業)」を実施出来ないか伺う。黒部市の漁業を持続可能な      漁業として再生復活する為に、最善最良の事業であると確信しています。国や      県のお力を得ながら実現して頂きたいと思いますがその考えを伺います。   (4)10月14日に本市にキジハタを県水産研究所職員が、目印付きで放流し、漁      獲時に成長度合いを調査するとの事で、2013年から毎年行われているとの      事です。黒部市において何回目で今回で何匹放流されているか伺いたい。また、      その成長度合いや収穫数など研究成果について伺います。  2 黒部市を通る富山湾岸道路の観光活用について   (1)黒部市の更なる観光開発と経済発展の為、美しい富山湾を望めるロケーション      を、もっと有効に観光・経済として活用できないか考えを伺う。   (2)氷見市から朝日町までの約100キロに及ぶ湾岸道路がサイクリングコースと      して活用されている。その活用の一例として、コースが通る市町と県が協力し      てトライアスロン競技を開催することで、全国に特産品販売や宿泊など、観光      資源と自然環境のPR(ピーアール)ができ、富山県や黒部市が今以上に潤う      と思われる。トライアスロン競技の開催について、県や関係市町に働きかけて      はどうか伺う。 ■16番 橋本文一議員  1 道の駅「KOKOくろべ」について   (1)開業年度の施設利用者数や道の駅全体の売上目標はどのように算定しているの      か。   (2)市民の皆さんから、早く温浴施設を建設してほしいとの声が多くある。6月、      9月議会での答弁では、誘致ゾーン事業用地に建設予定の温浴施設については、      「整備事業者である光陽興産から、温浴施設の規模や設計内容の見直しが必要      となり、今後のスケジュールについても見直しを余儀なくされている。市とし      ては、見直しのスケジュール設計内容等について詳細な報告を求めている。      今後、変更される整備計画について協議していく」とのことであった。9月以      降どのような協議をされたのか。建設についていつ頃発表されるのか。  2 米価の下落について   (1)農業従事者は米価の下落、転作・減反の拡大、高齢化と後継者不足、耕作放棄      地の増加などで将来への展望が描けないと嘆いている。市は県と協力し、国に      対し過剰米を買い上げ市場から隔離することや、ミニマムアクセス輸入米の削      減などで米価を下支えするよう求めるべきと思うがどうか。
      (2)入善町では新型コロナウイルス感染症等に伴う外食産業を中心とした米の需要      減少は、町の基幹産業である農業に大きな影響を及ぼしているとして、入善町      農産物品質向上臨時交付金事業が行われた。  3 石油価格高騰での市民生活の影響について   (1)石油価格高騰での市民生活や産業への影響について、どのように把握している      か。   (2)冬の暖房に欠かせない灯油の値上がりが市民の暮らしを圧迫している。以前、      灯油の値上時に、生活困窮世帯や子育て世代への光熱費の助成が行われた。今      回の値上がりについても助成を行うべきと思うがどうか。   (3)燃油高騰であらゆる産業に影響を及ぼしている。特に漁業関係者は不漁・コロ      ナ・燃料費の高騰と三重苦に直面している。市としての支援が必要であると思      うがどうか。  4 介護施設利用者の高額介護サービス費・食費の負担増について   (1)16年間続けてきた「補足給付」を改悪するほど、低所得者の利用料負担を軽      減する必要がなくなったのか。その理由は何か。   (2)施設入所者は今度の値上げによって21,300円の負担増となるが、市内の施      設利用者の平均的な自己負担額はいくらか。   (3)本市の負担増となった人数と負担総額はいくらになるか。   (4)負担増となって、入所やショートステイ利用を控えることは起きていないか。   (5)政府は、「補足給付」を受けられる預貯金等の基準を厳しくした。対象となる      預貯金額が1千万円以下から500万〜650万以下となった。住民税非課税      世帯で年金収入が80万以下の場合、「補足給付」がなくなると、食費・居住      費が月6万6千円増になるといわれている。「補足給付」・高額介護サービス      費の改悪で国費がいくら削減されるのか。これでは、社会保障の充実とならな      いと思うがどうか。   (6)令和2年度新川地域介護保険・ケーブルテレビ事業組合の決算では約10億円      の黒字会計であった。その一部を使って利用者の負担増を抑えるべきと考える      が、どうか。   (7)国に対して、お年寄りいじめの負担の重い制度を改めるよう求めるべきと考え      るが、どうか。 ■3番 大辻菊美議員  1 健康診査、検診の促進を図るための取り組みについて   (1)市内に住所を有する40歳以上の方を対象とした黒部市健康づくりポイント事      業がある。昨年度からの取り組み状況について伺う。   (2)黒部市健康づくりポイント事業の周知啓発について伺う。   (3)現在は、対象者が40歳以上であるが若年層の健康管理も大事かと思われる。      対象者の年齢引き下げについて伺う。   (4)補助券を利用できる施設に「JA黒部アグリプラザ東」がある。令和4年春に      道の駅「KOKOくろべ」が開業した場合、閉店と聞いている。閉店した場合      道の駅「KOKOくろべ」で利用できるように、また、黒部宇奈月名水スタン      プ会加盟店でも利用できるが商工会議所に登録している店舗でも利用できるよ      うにすることで商工の活性化にもつながる。利用施設の増加について伺う。  2 「通いの場」を増やすための柔軟な対応について   (1)現在は「通いの場」が13地区、18会場で開設されているが取り組み内容に      ついて、また、全体での登録人数について伺う。   (2)介護支援サポーターポイント事業があるが、サポーター登録した方に支払われ      る平均金額について、また、地域の老人クラブでの活動に幅広くポイントを付      与できるようにすることで活動も活発になり「通いの場」を増やすきっかけに      なるのではないか。ポイントを付与する条件の柔軟な対応について伺う。  3 地域の宝(こども)を犯罪から守るための取り組みについて   (1)各小学校区において子どもたちに「こども110番の家」の周知について伺う。   (2)学校やPTAにおける、「こども110番の家」にご協力をいただいている校      区内の家庭や企業などの把握状況について伺う。   (3)「こども110番の家」の協力者に防犯マニュアルを配布されているのか伺う。   (4)通学経路に防犯カメラを設置することで犯罪への抑止力になるが検討されてい      るのか伺う。   (5)県の「住宅街等防犯設備緊急整備事業費補助金」(防犯カメラ設置補助)制度      が令和3年度で終了とのこと。令和4年度から地区で防犯カメラを設置する場      合、市からの補助金制度は計画されていないのか伺う。 ■4番 柳田 守議員  1  (仮称)くろべ市民交流センターと関連施設等について   (1)去る9月1日に先議により(仮称)くろべ市民交流センター新築工事建築主体      外2件の請負契約が可決成立し、概ね3カ月強が経つ。現在は基礎工事中と思      われ外観からは目立った変化は見られないが、工事の進捗状況等をお聞きしたい。   (2)令和3年度予算の重点事業予算説明資料によれば、全体工程表では整備工事は      令和3年及び4年中の2カ年で完了、旧北銀跡地等の賑わい空間整備は、令和      4年中に完了とある。一方、具体的な組織体制や収支計画などの管理運営実施      計画は令和3年度中に策定とあり、9月に計画策定に係る検討項目や策定スケ      ジュールも示されたが、検討状況とその内容を伺う。合わせて「市民交流センタ      ー条例」の制定時期を伺う。   (3)現行黒部図書館は、昭和47年の現地移設以来約半世紀を経て、狭隘・老朽化      も著しいと聞く。ソフト面に置いては令和2年度はコロナ禍の中においても貸      出冊数約16万7千冊、入館者数約6万7千人と職員や関係者の努力の跡も伺      えるが、利用者の声として近隣図書館に比べ、使いづらさや職員の応対につい      ての不満の声もあると聞く。令和5年夏の新図書館移転後は、蔵書数の大幅な      増加や貸出システムの最新化、職員数の増などは当然考えられるが、その中で      最も大切なのは「人」だと思う。多くの方々に気持ちよく利用して頂くためのサ      ービス向上策や職員研修は必須と考える。今後の職員の資質向上のための具体      的施策等を伺う。   (4)三日市公民館は、昭和52年に建築され約44年を経過し、市民交流センター      のオープンと同時に移設予定である。単独施設である他15地区の公民館と異      なり複合施設内の入居となるが市民交流センター内の位置づけを改めて伺う。      合わせて交流センター内施設の利用に係る使用料又は利用料金の設定と社会教      育法上の施設である三日市公民館利用とのすみ分けをどのように検討されてい      るか伺う。   (5)本年4月1日から中央公民館を廃止し、同施設を新たな生涯学習活動の拠点施      設として「生涯学習文化スクエア」を設置した。また9月から10月にかけ16      地区の自治振興会長・各公民館長と教育委員会が個別に今後の地区公民館のあ      り方・活性化の方向性等について事前ヒアリングを重ねたと聞く。11月には      各地区の現段階での意見・考え方を集約し、その結果を各公民館等に報告され      たが、ヒアリングの目的・内容と各地区の意見・反応はどういうものであった      か伺う。   (6)令和5年夏の(仮称)くろべ市民交流センターのオープンと同時に移設する関      連施設の跡地利用については、6月議会で質問した「公共施設等管理計画の現状      と今後」の答弁、さらには9月議会の谷村議員の質問答弁の中で、黒部図書館、      市民会館、働く婦人の家は解体、三日市公民館は譲渡の方向で、跡地活用や売      却も含む対策案を令和3年から令和7年の短期計画内で検討するとし、また令      和4年度当初から施設所管課と財政課等で庁内検討すると答えられた。しかし
         ながら、新たな施設が完成運用してからでは時期を逸すると考える。施設解体      には大きな予算がかかることや売却先の決定に係る困難さも理解できるが、早      急な検討を進め、総合振興計画後期基本計画にもその方向性をしっかりと明記      し進めていただきたいと考えるが、所見を伺う。  2 コロナ禍における黒部市民病院の現況及び令和3年度収支決算状況見込等について   (1)先の決算特別委員会の報告では、令和2年度のコロナ対策として、4月から入      院患者の面会原則禁止、中央棟4階ゾーン20床を感染症病棟16床として      運用開始、5月から看護師確保のために西病棟2階(47床)を休止、11月      から正面玄関付近にプレハブでの発熱外来開始と先手先手で対策を取り続けら      れた。令和3年度の本市の感染者数は、8月の45人をピークとし市民病院に      おいても厳しい状態が続いたと想像するが以後患者数は減り続け、県内全体に      おいても今は療養者0人と聞く。現在の市民病院の感染病棟を含む診療等の運      用体制をお聞きしたい。   (2)面会体制緩和の有無について伺う。新型コロナウイルス感染症療養者がおられ      ない今、入院者等の面会再開を希望する声も高まっていると聞く。クリアすべ      き課題、問題点もあるとは思うが、段階的に面会禁止措置の緩和を検討する考      えをお持ちか伺う。   (3)令和2年度決算書によれば、収益的収入及び支出(税抜き)は、896,877      千円の黒字となり令和元年度の175,935千円の赤字から一転10億7千2      百万円の収支改善となった。しかしながら、医業収益全体では前年度比7億1      千5百万円の減、また医業費用は前年度比3億5百万円の減であったものの純      粋な赤字を国等による約16億円のコロナ関係を含む補助金が収支改善に大き      く寄与した結果と考える。そこで本年10月末までの入院者数、手術件数等か      ら鑑みる医業収益見込みや医業費用等、さらには年度上半期までと聞いている      国等の補助金等支援状況も含め、今年度の収支決算見込みをお聞きしたい。   (4)昨年12月の代表質問で、5カ年計画の最終年であった「黒部市民病院新改革プ      ラン」の新たな策定予定と新型コロナ感染症が改革プラン最終年度に与える影響      等について伺った。院長は、総務省の現行ガイドライン改定等を含む取り扱い      等が遅れており、通知を待って策定を進めたいとの答弁であったと記憶する。      改めて新たな改革プラン策定の時期及びコロナ禍での対応を踏まえた病院経営      の効率化や地域の医療機関との役割分担・連携強化など新プランの核となる構      想の一端をお示し願いたい。   (5)本年8月、令和2年度の点検評価実績が公表された。令和2年度は23項目中      目標未達である、自己評価「C」と判定されたのは内視鏡手術件数の1件のみで      あった。目標900件に対し、実績515件にとどまった結果と考えるが、そ      の主な理由等をお聞きしたい。合わせて、昨年度C評価であった「材料費対医業      収益比率」及び「看護師の確保」はそれぞれほぼ目標指数に近づき評価となった      が、その内容及び改善理由等をお聞きしたい。また、看護師不足が叫ばれて久      しいが、その確保のため長期的な視野も含め対応策をどのような形で考えてお      られるか改めて伺いたい。 ■12番 小柳勇人議員  1 総合振興計画など本市の投資について   (1)年少人口の減少が止まらない。少子化は、教育環境や子供の社会環境を変化さ      せ続けていることを踏まえ、以下について問う。   (1−1)学校再編についての現況を問う。今年度実施している内容や改めて、学校      再編計画を見直す理由について問う。   (1−2)清明、明峰の市内2中学校となった。統合校となり1年半が経過したが、      現在の諸課題について問う。特に、通学方法については、スクールバスや地鉄      電車の利用など大幅に変更となったことを踏まえ現況の諸課題について問う。      併せて、市所有のスクールバスの通学以外での利活用が可能なのか、その障害      となる理由について問う。   (1−3)本市の学校教育の特長に英語教育がある。世界の人々と交流を深めるため、      これまでの成果を問う。また、今後は国際化社会と同じく、IT社会への対応      が本市発展の一つの要素と考えることから、本市でIT人材を育てていく考え      方について問う。      黒部市には産業の持続的な成長が求められる。生産年齢人口の減少は労働人口      の減少につながることから、企業や社会には生産性の向上と働きやすい環境整      備が求められる。また、同時にすみたい街として選ばれるためには、多様なラ      イフスタイルに対応していくまちづくりが求められることを踏まえ以下につい      て問う。   (1−4)個人所得(個人市民税の状況)では、黒部市は県内でもリーマンショック      時からの復活が早く、県内平均値よりも高水準で復活していた。本市の雇用や      所得、経済動向について推し測るための基準やデータとして、どのような指標      が相応しいかを問う。   (1−5)働きやすい環境について、特に子育て世代について特化して伺う。就学前      の支援状況は保育所待機児童0や病児・病後児保育室など評価している、一方      で小学生における放課後児童クラブについては国、県、市、運営者の責任が曖      昧なこともあり、利用者目線からは改善できる箇所が多いと感じている。そこ      で、現在の運営上の課題について問う。また、現在のサービス終了時刻につい      て及びサービス時間を延長した場合の課題について問う。   (1−6)多様な価値観を認め合う社会となった。特に若年層は、余暇の過ごし方や      レジャー、日常の買い物に至るまで多様な価値観となった。若年層や子育て世      代など、特に本市に移住定住して頂きたい方々の多様なライフスタイルに応え      ることを期待したい。そこで、道の駅「KOKOくろべ」、「(仮称)市民交      流センター」の両施設において、市民に対してどのようなライフスタイルの提      案をしていくのか、改めて問う。      高齢者には、心身ともに健康で笑顔で楽しみのある毎日を送って頂くことが本      市の目標と認識している。長期にわたるコロナ禍の影響により「人と人との交      流」が制限され影響が心配されている。市内の各地区で高齢者の交流が進むこ      とを期待して、以下について問う。   (1−7)フレイル予防について、特に今年度から実施した「保健・介護予防一体実      施事業」の進捗状況や成果について問う。併せて、フレイル予防を各地区、市      内全体へと拡大していく方針の有無とその課題について問う。   (1−8)コロナ禍により集って行う事業が制限された。Withコロナ、afte      rコロナでは、人と人との交流再開や促進が期待されている。そこで、特に高      齢者の活動や交流再開にむけて、黒部市、地域、市民、それぞれの役割と期待      することについて問う。      投資を行うためには原資が必要となる。本市の税収は人口動態の変化により個      人市民税の減収が避けられない、また合併特例の優遇制度についても基金の終      了が近づいている。地方交付税制度においても総額は確保されるものの、福祉      費の増嵩により投資にかけられる金額は減少傾向となることが予想される。      このような状況においても、将来に対する投資は必要不可欠であり、知恵を絞      り、有効な投資を行うべきとの考えから以下について問う。   (1−9)「臨時財政対策債」への考え方について問う。国の税収不足を補うために      現況では、地方自治体が起債をして国が交付税で償還する仕組みとはいえ、将      来にツケを回していると言わざるを得ない。   (1−10)黒部市においては、臨財債を含め、将来にわたりより便益が高い事業へ      投資を行うことを期待したい。そこで、予算編成における、事業選択への考え      方を問う。
    ■2番 中野得雄議員  1 令和3年度道路除雪計画について   (1)昨年度、記録的な大雪を経験した事を踏まえ、今年度の除雪計画に取り入れる      改正ポイントと強化ポイントについて伺う。   (2)全国的にも問題化している除雪委託従事者の高齢化と後継者不足について当市      の認識と対策について伺う。   (3)今年の様な災害級の大雪時に対応した、県・市との除雪区分規制の緩和につい      て伺う。   (4)9月議会に於いて質問した「大雪時の思いやり除雪」の経過と本市の対応につ      いて伺う。  2 KUROBE型地域部活動の現状等について   (1)KUROBE型地域部活動の実施における現状と課題は。   (2)KUROBE型地域部活動の導入により市内学校間の格差が生じる恐れはない      か。また、今後の取り組みスケジュールは。   (3)KUROBE型地域部活動の文化部への導入についてどのように計画している      のか。  3 市内公立保育所のビジョンについて   (1)老朽化や耐用年数の経過が迫ってきている市内公立保育所のビジョンについて      伺う。  4 生地駅周辺活性化事業の進捗状況について   (1)生地駅周辺活性化事業の進捗状況と、市長の見解を伺う。 ――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――               開 会 の 宣 告   午前10時00分 ○議長(木島信秋君) おはようございます。  本日、12月定例会が招集されましたところ、出席議員は、定足数に達しましたので、これより、令和3年第6回黒部市議会12月定例会を開会いたします。  これより、諸般の報告を行います。  監査委員から例月出納検査の8月分、9月分及び10月分の結果報告がありました。  教育長から、令和3年度教育委員会事務の点検評価の報告(令和2年度分)がありました。  お手元に配付したとおりであります。説明は省略をさせていただきます。 ――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――                   開    議   午前10時01分 開議 ○議長(木島信秋君) これより、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、「高野早苗君」及び「小柳勇人君」を指名いたします。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(木島信秋君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は、本日から12月21日までの19日間といたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) ご異議なしと認めます。  よって会期は、19日間と決定いたしました。  議事の都合により、暫時休憩いたします。  議会運営委員会及び全員協議会を開催しますので、議会運営委員の方は第2委員会室に、議員の方は、第1委員会室にお集まり願います。   休  憩  午前10時02分   再  開  午前10時40分 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(木島信秋君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  ただいま、副議長 中村裕一君から副議長の辞職願が提出されました。  この際「副議長の辞職について」を日程に追加し、議題とすることに、ご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) ご異議なしと認めます。  よって、「副議長の辞職について」を日程に追加し、議題といたします。  まず、その「辞職願」を事務局長に朗読させます。 ○事務局長(柳原真美代君)   辞職願  今般、一身上の都合により副議長を辞職したいので、許可されるよう願い出ます。  令和3年12月3日  黒部市議会議長 木島信秋様  黒部市議会副議長 中村裕一 ○議長(木島信秋君) お諮りいたします。  中村裕一君の副議長の辞職を許可することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) ご異議なしと認めます。  よって、中村裕一君の副議長の辞職を許可することに決しました。  議事の都合により、暫時休憩いたします。  議会運営委員会及び全員協議会を再開しますので、議会運営委員の方は、第2委員会室に、議員の方は 第1委員会室にお集まり願います。   休  憩  午前10時42分   再  開  午前11時33分 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(木島信秋君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  お諮りいたします。この際、「副議長の選挙」を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに、ご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) ご異議なしと認めます。  よって、「副議長の選挙」を日程に追加し、選挙を行うことに決しました。  これより、副議長の選挙を行います。  お諮りいたします。  選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) ご異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は、指名推選によることに決しました。  さらに、お諮りいたします。  議長において指名することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) ご異議なしと認めます。  よって、議長において指名することに決しました。  副議長に成川正幸君を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま議長において指名いたしました成川正幸君を副議長の当選人と定めることにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) ご異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました成川正幸君が副議長に当選されました。  ただいま副議長に当選されました成川正幸君が議場におられますので、本席から当選の告知をいたします。  副議長よりごあいさつがあります。               〔副議長 成川正幸君登壇〕 ○副議長(成川正幸君) どなた様もお疲れ様です。
     ただいま、議長より指名推薦によりご推挙いただきました成川正幸でございます。今まで7年間議員として黒部市勢発展のために取り組んでまいりました。その間、諸先輩議員、ここにおられる議員、そして市民の皆様から叱咤激励を受け、なんとかここまでやってこられたというふうに思っております。いろいろな場面でいろんな意見をお聞きし、そしていろんな体験をさせていただき、自分自身も成長したというふうに思っております。これを今後の黒部市発展のために議長を支えて、しっかり取り組んでいきたいというふうに思っておりますので、どうか皆さん、よろしくお願いいたします。              〔副議長 成川正幸君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) 次に、前副議長の中村裕一君からごあいさつがあります。               〔前副議長 中村裕一君登壇〕 ○前副議長(中村裕一君) 皆さん、一年間本当にありがとうございました。議長室で議長の顔色を毎日見ながらの一年間でございました。議長には本当にいろんなことを教わり、勉強させていただきました。本当にありがとうございます。また、議員の皆様方からもご支持をいただき、本当に私としては納得のいく一年間でございました。今後ともまた頑張っていきますのでよろしくお願いいたします。             〔前副議長 中村裕一君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) 議事の都合により、暫時休憩いたします。  議会運営委員会及び全員協議会を再開しますので、議会運営委員の方は、第2委員会室に、議員の方は第1委員会室にお集まり願います。   休  憩  午前11時38分   再  開  午前11時57分 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○副議長(成川正幸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま、議長 木島信秋君から議長の辞職願が提出されました。この際「議長の辞職について」を日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(成川正幸君) ご異議なしと認めます。  よって、「議長の辞職について」を日程に追加し、議題といたします。  まず、その「辞職願」を事務局長に朗読させます。 ○事務局長(柳原真美代君)   辞職願  今般、私のこの一年間の評価をいただきたく、議長を辞職したいので、許可されるよう願い出ます。  令和3年12月3日  黒部市議会副議長 成川正幸様  黒部市議会議長 木島信秋 ○副議長(成川正幸君) お諮りいたします。  木島信秋君の議長の辞職を許可することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(成川正幸君) ご異議なしと認めます。  よって、木島信秋君の議長の辞職を許可することに決しました。  議事の都合により、暫時休憩いたします。  議会運営委員会及び全員協議会を再開しますので、議会運営委員の方は、第2委員会室に、議員の方は第1委員会室にお集まり願います。   休  憩  午前11時59分   再  開  午後 1時45分 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○副議長(成川正幸君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  お諮りいたします。  この際、「議長の選挙」を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。  これに、ご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(成川正幸君) ご異議なしと認めます。  よって、「議長の選挙」を日程に追加し、選挙を行うことに決しました。  これより、議長の選挙を行います。  議場の閉鎖を命じます。                   〔議場閉鎖〕 ○副議長(成川正幸君) ただいまの出席議員数は全員であります。  投票用紙を配布させます。                  〔投票用紙配布〕 ○副議長(成川正幸君) 投票用紙の配布漏れはありませんか。              〔「配布漏れなし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(成川正幸君) 配布漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。                 〔投票箱点検〕 ○副議長(成川正幸君) 異常なしと認めます。  念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載のうえ、点呼に応じて順次投票願います。  点呼を命じます。                  〔点呼・投票〕 ○副議長(成川正幸君) 投票漏れは、ありませんか。              〔「投票漏れなし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(成川正幸君) 投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  議場の閉鎖を解きます。                   〔議場開鎖〕 ○副議長(成川正幸君) 開票を行います。  会議規則第31条第2項の規定により立会人に、谷村一成君及び柳田 守君を指名いたします。よって両君の立ち会いを願います。                    〔開票〕 ○副議長(成川正幸君) 選挙の結果をご報告いたします。  投票総数、17票。  これは、先ほどの出席議員数に符号いたしております。  そのうち、有効投票17票、有効投票中、中村裕一君8票、木島信秋君9票、以上のとおりであります。  この選挙の法定得票数は5票であります。  よって、木島信秋君が議長に当選されました。  ただいま、議長に当選されました木島信秋君が議場におられますので、本席から当選の告知をいたします。議長よりごあいさつがあります。                〔議長 木島信秋君登壇〕 ○議長(木島信秋君) 今ほどは選挙により、もう一度やれという票をいただきました。ただ、今回の選挙については大変重く受け止めております。黒部市の課題、たくさんありますが、まずアフターコロナ、一日も早く黒部市民が、そして安全安心のまちづくりに並走したいと思います。第二次総合振興計画については令和5年から9年までの5か年の後期計画であります。共通課題である新川地域、あるいは富山県、多々あります。特に人口減少、少子高齢化、こういった問題には強く議長としての役目を発揮していきたいというふうに思っております。最後にですけれども議会改革、これまでずっと議員の皆さんと一緒にやってまいりました。このあともしっかりと議会改革を行いながら市民に少しでも信頼される、また少しでも距離を縮められる、そういう市民と議会となればというふうに思っております。浅学菲才ではありますけれども残された約10か月間、一生懸命頑張りたいとそのように思います。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。              〔議長 木島信秋君自席に着席〕 ○副議長(成川正幸君) 以上をもちまして、議長と交代をいたします。  ご協力ありがとうございました。      〔議長 木島信秋君議長席に着席・副議長 成川正幸君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) 議事の都合により、暫時休憩いたします。   休  憩  午後 2時02分   再  開  午後 3時35分 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(木島信秋君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  新川地域介護保険ケーブルテレビ事業組合議会議員黒部市議会議員の中から選出されている議員に1名の欠員が生じました。  お諮りいたします。  この際、「新川地域介護保険ケーブルテレビ事業組合議会議員の補欠議員の選挙」を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに、ご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) ご異議なしと認めます。  よって、「新川地域介護保険ケーブルテレビ事業組合議会議員の補欠議員の選挙」を日程に追加し議題とすることに決しました。  これより、「新川地域介護保険ケーブルテレビ事業組合議会議員の補欠議員の選挙」を行います。  お諮りいたします。  選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) ご異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は、指名推選によることに決しました。  さらに、お諮りいたします。  議長において指名することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) ご異議なしと認めます。  よって、議長において指名することに決しました。  新川地域介護保険ケーブルテレビ事業組合議会議員の補欠議員に柳田 守君を指名いたします。
     お諮りいたします。  ただいま、議長において指名した柳田 守君を新川地域介護保険ケーブルテレビ事業組合議会議員の補欠議員の当選人と定めることに、ご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) ご異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました柳田 守君が新川地域介護保険ケーブルテレビ事業組合議会議員の補欠議員に当選いたしました。  ただいま、新川地域介護保険ケーブルテレビ事業組合議会議員の補欠議員に当選した柳田 守君が議場におられますので、本席から当選の告知をいたします。  次に、新川地域消防組合議会議員黒部市議会議員の中から選出されている議員に1名の欠員が生じました。  お諮りいたします。  この際、「新川地域消防組合議会議員の補欠議員の選挙」を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに、ご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) ご異議なしと認めます。  よって、「新川地域消防組合議会議員の補欠議員の選挙」を日程に追加し議題とすることに決しました。  これより、「新川地域消防組合議会議員の補欠議員の選挙」を行います。  お諮りいたします。  選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) ご異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は、指名推選によることに決しました。  さらに、お諮りいたします。  議長において指名することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) ご異議なしと認めます。  よって、議長において指名することに決しました。  新川地域消防組合議会議員の補欠議員に中村裕一君を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま、議長において指名した中村裕一君を新川地域消防組合議会議員の補欠議員の当選人と定めることに、ご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) ご異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました中村裕一君が新川地域消防組合議会議員の補欠議員に当選いたしました。  ただいま、新川地域消防組合議会議員の補欠議員に当選した中村裕一君が議場におられますので、本席から当選の告知をいたします。  お諮りいたします。  この際、「議会運営委員会の補欠委員の選任について」を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) ご異議なしと認めます。  よって、「議会運営委員会の補欠委員の選任について」を日程に追加し、議題とすることに決しました。  議会運営委員会においては、成川正幸君から委員会条例第14条の規定により、議会運営委員の辞任願が提出され、議長においてこれを許可いたしました。  よって、ただいまのところ議会運営委員が1名、欠員となっております。  お諮りいたします。  橋本文一君を委員会条例第8条第1項の規定により、議会運営委員会の補欠委員に指名いたしたいと思います。これに、ご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) ご異議なしと認めます。  よって、橋本文一君を議会運営委員会の補欠委員に選任することに決しました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(木島信秋君) 日程第3、「議案第76号」を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長、大野久芳君。                〔市長 大野久芳君登壇〕 ○市長(大野久芳君) ここに、令和3年第6回黒部市議会12月定例会を招集いたしました ところ、議員各位のご参集を賜り、市政上の重要諸案件につきましてご審議いただきますことに対し、深く敬意を表するものであります。  はじめに、一言ごあいさつを申し上げます。  先ほどは、人格識見ともに卓越された木島信秋議長、成川正幸副議長が選出され、ご就任されましたことに対し、心からお祝いを申し上げます。  市議会の代表として、市民福祉の向上と本市のさらなる発展にご活躍されますことを心からご祈念申し上げます。  また、退任されました中村裕一前副議長におかれましては、高い見識を遺憾なく発揮され、市議会代表の重責を果たしてこられましたことに対し、衷心より敬意と感謝の意を表する次第であります。  引き続き、豊富なご経験をもとに、ますますのご活躍をお祈りいたしますとともに、今後ともご指導賜りますようよろしくお願い申し上げます。  それでは、先議としてお願いしております議案1件について、その提案理由を申し述べます。  議案第76号は、「令和3年度黒部市一般会計補正予算(第5号)」であります。  歳入、歳出それぞれ3億1,220万円を追加し、歳入、歳出それぞれの総額を236億6,973万1,000円とするものであります。  本補正予算は、政府のコロナ克服・新時代開拓のための経済対策を踏まえ、子育て世帯に対して臨時特別的な給付措置として児童1人当たり5万円を支給するものであります。対象者は平成15年4月2日から令和4年3月31日までに生まれた児童の保護者のうち、児童手当受給者もしくはそれに準ずる所得の保護者であります。  長期化している新型コロナウイルス感染症の影響が続いており、子育て世帯の生活を支援するため、迅速な支給に取組んでまいりたいと考えておりますので、どうか慎重ご審議の上、本日、適切なるご決定を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。              〔市長 大野久芳君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) 議案の細部説明を聞くため、暫時休憩いたします。  全員協議会を開催しますので、ご関係の方は、第1委員会室にお集まり願います。   休  憩  午後 3時45分   再  開  午後 4時02分 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(木島信秋君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第3の議事を継続いたします。  これより、「議案第76号」について、質疑を行います。質疑は、ありませんか。               〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) 質疑なしと認めます。これをもって、質疑を終結いたします。  これより「議案第76号」について、委員会付託を行います。  ただいま議題となっております「議案第76号」は、お手元に配付してあります「議案付託表」のとおり、新型コロナウイルス感染症対策特別委員会に付託いたします。  新型コロナウイルス感染症対策特別委員会開催のため、暫時休憩いたします。  新型コロナウイルス感染症対策特別委員会を開催しますので、ご関係の方は、第1委員会室へお集まり願います。   休  憩  午後 4時03分   再  開  午後 4時14分 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(木島信秋君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第3の議事を継続いたします。  「議案第76号」を付託した委員会の審査の結果について、新型コロナウイルス感染症対策特別委員長から報告を求めます。  新型コロナウイルス感染症対策特別委員長、高野早苗君。       〔新型コロナウイルス感染症対策特別委員長 高野早苗君登壇〕 ○新型コロナウイルス感染症対策特別委員長(高野早苗君) 本委員会に付託されております、「議案第76号」について、慎重に審査いたしましたので、審査の結果をご報告申し上げます。  「議案第76号 令和3年度 黒部市一般会計補正予算(第5号)」は、原案を可とすることに決定。  以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。      〔新型コロナウイルス感染症対策特別委員長 高野早苗君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑は、ありませんか。               〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) 質疑なしと認めます。これをもって、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論は、ありませんか。               〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) 討論なしと認めます。これをもって、討論を終結いたします。  これより、採決を行います。「議案第76号 令和3年度黒部市一般会計補正予算(第5号)」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。  委員長の報告のとおり、決することに賛成の諸君の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(木島信秋君) 起立全員であります。よって、「議案第76号」は、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(木島信秋君) 日程第4、「議案第77号から議案第87号まで」、以上、11件を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長、大野久芳君。
                   〔市長 大野久芳君登壇〕 ○市長(大野久芳君) それでは、先議いただきました議案以外の議案につきまして、その提案理由を申し上げます。  はじめに、諸般の状況についてであります。  まずは、黒部市制施行15周年記念式典について申し述べます。  先月11月6日、新田八朗富山県知事、上田英俊衆議院議員、夏野修富山県市長会長をはじめ、新川広域圏内関係の皆さま、また姉妹都市 北海道根室市並びに宮城県大崎市の皆さま方、そして市内各界から多くの皆さま方をお迎えし、「黒部市制施行15周年記念式典」を秋晴れのもと、清々しく、かつ盛大に挙行いたしました。  新市施行15周年の節目として、これまでの歩みを振り返り、その礎のもと、市民がより一層絆を深め、「名水の里 黒部」を誇りとしながら、本市のさらなる飛躍・発展に向け、これからも前進していくことを市民の皆さまとともに誓い、祝福しあう式典となりましたことは、誠に意義深く、この上のない喜びとなりました。  次に、式典にあわせて開催いたしました記念事業について申し述べます。  本年度は、市制施行15周年記念として、多くの各種事業を記念事業に位置付けてまいりました。その一環として、11月6日、7日には、市民が主役で、市民が参加する、見る、感じることを盛り込んだ伝統芸能創生元年「黒部市民の祭典」を大変意義深く行うことができました。  また翌週14日には、「NHKのど自慢」公開生放送が国際文化センターコラーレを会場に行われ、ゲストに松崎しげるさん、そして一昨年4月に「ももクロ春の一大事2019in黒部〜笑顔のちから つなげるオモイ」を開催された“ももいろクローバーZ”の皆さんをお迎えし、厳しい予選を勝ち抜いた18組の「のど自慢」が、明るく元気に黒部市を盛り上げてくださいました。依然続くコロナ禍ではありますが、名水の里黒部を全国に発信する有意義な15周年記念事業となりましたことを、市長としても大変うれしく感じております。  また、これに先立ち11月5日には、かねてより交流の輪を広げてまいりました宮城県大崎市より伊藤康志市長をはじめとする市民訪問団をお迎えし、吉田忠裕黒部市名誉市民の立会いのもと、大崎市と本市の間において「姉妹都市」としての盟約を締結いたしました。この姉妹都市締結は、黒部市の新市施行後初となりますとともに、市制施行15周年記念の節目の年において、大きな祝福の花を添える出来事となりました。  北海道根室市に続き、国内2番目の姉妹都市となりました大崎市とは、今後、市民交流はもとより、産業や観光、さらには教育・文化といった様々な交流を通じ、両市のさらなる魅力向上と末永い友好の深化を築き上げるものと確信いたしております。  次に、新型コロナウイルス感染症の状況等についてであります。  富山県内においては、去る10月4日に、県が警戒レベルを「ステージ2」から「ステージ1」へ移行させて以降、2か月が経過した現在、感染状況は落ち着いた状況が続いております。  本市におきましても、10月28日以降、新たな感染者は確認されておらず、市民生活は落ち着きを取り戻しつつあるものと推察いたしますが、市民の皆さま方には、引き続き気を緩めることなく感染予防対策の取組みにご協力賜りますよう、お願い申し上げます。  また、感染予防や感染時の重症化を防ぐ有効な手段であるワクチン接種の本市の状況にあっては、11月末現在で、接種対象者である満12歳以上の方の88.5%にあたる32,709人の方が2回目接種を終えられている状況であります。  市内におけるワクチン集団接種及び個別接種については、11月をもって一旦終了したところでありますが、今後、未接種の方や満12歳を迎えられた方々にあっては、市コールセンター及び市ホームページにおいて、随時接種予約をお受けし、市内医療機関で接種できる体制を整えておりますので、ご希望される方はお気軽にお問い合わせいただきますようご案内申し上げます。  加えて、本市においても、国の方針に基づく3回目のワクチン追加接種に向けた体制整備を鋭意進めております。順次、皆さまへの情報提供等に努めてまいりますので、追加接種に対しましても、皆さま方のご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。  次に、経済情勢について申し上げます。令和3年7月から9月期の国内総生産、いわゆるGDPの速報値が11月15日に内閣府から発表されました。  物価変動の影響を除く実質GDPが前期比0.8%減、年率換算では3.0%減となり、1月から3月期以来、2期ぶりのマイナス成長に転じたところであります。コロナ禍を受けた緊急事態宣言により個人消費が振るわず、世界的な半導体不足に伴う自動車製造の減産により輸出が落ち込んだことが、その要因とされております。  緊急事態宣言解除と経済活動の制限緩和により、10月から12月期は持ち直すとの観測も出ておりますが、原油価格の高騰や新型コロナウイルスの「第6波」を懸念する声など不安定要素もあり、引き続き、各指標等を注視していく必要があると考えております。  また、政府は11月19日に新型コロナウイルス感染抑止と経済活動の両立に向け、総額55兆7千億円規模となる経済対策を閣議決定いたしました。  コロナ禍での各種給付事業や経済活動再開支援などを柱とする国の補正予算は、今月12月中旬にも成立する見通しとの報道もあり、本市といたしましては、補正予算による各種施策に対処できるよう、県と連携し情報収集等に努めていくことが肝要であると考えております。  次に、スポーツについて申し上げます。  去る10月11日に開催された日本プロ野球ドラフト会議において、本市出身で國學院大學4年の川村啓真選手が西武ライオンズから育成ドラフトの指名を受けるという、明るいニュースが舞い込んでまいりました。川村選手は、今年の東都大学野球1部春季リーグにおいて首位打者に輝くなど、すばらしい成績をおさめられており、プロ野球の世界においても、大いに活躍されることを期待するものであります。  さらに本市にあっては、アーチェリー競技 第17回世界ユース選手権大会において、八幡遥真選手がキャデット部門混合団体戦準優勝を果たされるなど、若きアスリート達が活躍されております。  ふるさと「名水の里黒部」が育むこれら選手の活躍に、是非とも市民の皆さま方の力強いご声援をよろしくお願い申し上げるものであります。  次に、10月31日に投開票がおこなわれました「第49回衆議院議員総選挙」について申し述べます。  今回の総選挙においては、富山県第2区から23年ぶりの新しい衆議院議員として上田英俊氏が見事初当選を果たされました。  上田英俊衆議院議員には、これまで培われた豊富な政治経験と心熱い地元愛のもと、大いに活躍されますよう、就任のお祝いとともにご期待申し上げます。  また、退任された宮腰光寛前議員におかれては、8期23年にわたり国勢の発展はもとより富山県並びに黒部市勢の発展のため、そして北方領土返還要求運動をはじめ様々な課題に対して、ご尽力を賜りました。そのご功績に対し、改めて深甚なる敬意と感謝を申し上げますとともに、引き続き、ご壮健にてご活躍いただきますようご祈念申し上げるものであります。  次に、令和4年度予算編成方針の概要について申し上げます。  政府は、令和4年度の概算要求に当たっての基本的な方針として、「経済財政運営と改革の基本方針2021」及び「新経済・財政再生計画」の枠組みの下、手を緩めることなく本格的な歳出改革に取り組むこととされています。特にグリーン社会デジタル化推進、地方活性化及び子供・子育てへの予算の重点化を進めるため、「新たな成長推進枠」を設けることとしております。  また、総務省では「令和4年度の地方財政の課題」として、地方公共団体が、新型コロナウイルス感染症に対応するとともに、デジタル変革の加速やグリーン社会の実現、そして地方への新たな人の流れの強化等による地方創生の推進、さらには、防災・減災、国土強靭化をはじめ、安全・安心なくらしの実現など、活力ある地域社会の実現等に取り組むことができるよう、安定的な税財政基盤を確保することを掲げております。政府は、地方公共団体が行政サービスを安定的に提供できるよう、一般財源の総額について、令和3年度地方財政計画を下回ることがなく実質的に同水準を確保するとしております。  一方、本市の財政状況につきましては、人口減少、少子高齢化社会の進展に加え、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、市税収入の減少や社会保障関係経費の増加による財源不足が大きな課題となっております。特に、歳入の根幹である市税収入は、令和3年度見込額が約77億円であり、令和2年度と比べ約3億円の減収となっており、今後も減少傾向が続くものと見込んでおります。さらに、大型建設事業にかかる起債や臨時財政対策債の継続発行に伴う後年の公債費の増嵩といった将来の財政への負担も懸念され、今後も厳しい財政環境下での予算編成になるものと見込んでおります。  こうした中、令和4年度の予算編成にあたりましては、全庁横断的にメリハリをつけるため、要求基準を設定したところであります。義務的経費を除くソフト事業経費及びハード事業のうち、夏期レビューにおいて総括協議を行った42事業は設定した額の範囲内、その他のソフト事業経費及びハード事業経費は、一般財源ベースで前年度当初予算額の範囲内としたところであります。  厳しい財政状況ではありますが、第2次総合振興計画を着実に推進し、誰もが安心して心豊かに暮らせる魅力ある「黒部市」を目指すため、また、新型コロナウイルス感染症対策に引き続き取組むとともに、デジタル化の加速やグリーン社会の実現への取組みなど本市を取り巻く環境の変化や時代の要請に的確に対応するため、次の事業を重点事業及び優先課題推進事業として推進してまいりたいと考えております。  重点事業は、「デジタル化推進事業」であります。今後、本格化していく自治体DX(デジタルトランスフォーメーション)の実現に向け国が示す方針に沿って、市デジタル化推進プロジェクトチームで整理している市民サービスの向上と業務の効率化を図るための「デジタル化推進事業」について、所要額を見積ることとしております。  次に、優先課題推進事業の1つ目は「健やか・展やか・朗らか黒部の創造事業」であります。これまでに引き続いてのテーマに、国が新たな成長推進枠として掲げる、グリーン社会の実現や地方活性化、及び子供・子育てに対する施策の推進についても併せて検討いくこととしております。  優先課題推進事業の2つ目は「新型コロナウイルス感染症対策事業」であります。  ワクチン接種体制の確保や各種ガイドラインに沿った新型コロナウイルス感染症拡大防止のための各種施策のほか、新しい働き方や地域経済活性化などのアフターコロナを見据えた施策については、国や県の動向等を踏まえ、必要な事業費を見積ることとしております。  市民一人ひとりがまちづくりを担い、将来に希望を持ち続けられるよう市勢発展のための投資と持続可能な財政構造の構築に向けた財務規律の堅持とのバランスをとりながら、本市が直面している諸課題に的確に対応してまいりたいと考えております。  それでは、本日提出いたしております議案につきましてご説明申し上げます。  まず、予算関係について申し上げます。  議案第77号は、「令和3年度黒部市一般会計補正予算(第6号)」であります。補正額は、1億3,972万3,000円を追加し、補正後の予算総額を238億945万4,000円とするものであります。  歳入歳出予算の補正の概要について申し述べます。  職員給与費等につきましては、給与の更正及び改定に伴い、計上する各款にわたり補正をいたしております。  また、新型コロナウイルス感染症の影響により中止又は規模縮小となった17の事業について減額をいたしております。  総務費は、現行の住民記録システムについて、国が示す標準準拠システムとの比較分析等の調査業務委託費を計上したほか、ふるさとサポート基金の積立金の追加や新型コロナウイルス感染症対策費の追加を計上しております。  新型コロナウイルス感染症対策費では、感染症拡大防止のための休館等が施設運営に大きく影響している指定管理者に対する支援事業費を計上したほか、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種事業費や医療従事者の防疫手当、及び宿泊施設借り上げ費に対する繰出金を計上しております。  さらに、宇奈月国際会館のWi−Fi環境と配信機器の整備補助金やコロナ禍において鉄道の運行を継続する事業者に対する公共交通運行協力補助金の追加を計上したほか、新型コロナウイルス感染症対策基金への積立金の追加を計上しております。  その他、感染症の影響により事業が中止又は縮小したものとして、北方領土復帰促進協議会負担金をはじめ、市総合防災訓練開催費やホストタウン感染症対策費のほか、黒部名水マラソン三陟市選手団招聘事業費及び三陟国際マラソン大会選手派遣事業費の減額を計上しております。  民生費は、中止となった第71回社会を明るくする運動・富山県更生保護フェアの開催補助金の減額や国民健康保険事業への繰出金の減額を計上したほか、社会福祉振興事業基金の積立金の追加や障害者自立支援給付事業の追加、及び認知症高齢者グループホームの施設改修に対する地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金を計上しております。  さらに、児童手当システムの改修費を計上したほか、市立保育所にかかる会計年度任用職員人件費の減額や生活保護費の追加を計上しております。  農林水産業費は、くろべ食のブランディング推進活動支援事業や果樹産地ブランド維持支援事業費を計上したほか、中止となった名水の里くろべこども自然体験村委託費の減額を計上しております。  土木費は、道の駅の竣工式と開業イベント事業費を計上しております。  教育費は、教育文化振興基金の積立金の追加を計上したほか、(仮称)東布施地区防災コミュニティセンターの訓練・避難広場等整備費や山岳スキー競技日本選手権大会開催補助金を計上しております。  その他、中止となった姉妹都市交流研修事業費や英語サマーキャンプ事業補助金、さらには小学校連合体育大会費及び音楽会開催費のほか、水のコンサート&フェスティバル開催補助金や健康増進スポーツイベント開催事業委託費と、アーチェリーインド代表事前キャンプ実施記念大会補助金及び大相撲黒部場所開催負担金や縮小となった東京2020オリンピック聖火リレー負担金の減額を計上しております。  歳入では、国庫支出金、寄附金、繰越金、諸収入及び市債の追加や県支出金の減額のほか、基金の戻入の調整や県の子育て応援臨時交付金創設に伴う財源更正を行うものであります。  繰越明許費は、年度内に完了しない見込みの事業費を翌年度に繰り越して執行しようとするものであります。  議案第78号は、「令和3年度黒部市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」であります。  職員給与の更正及び改定や未就学児の均等割額軽減措置に伴うシステム改修費を計上するものであります。  議案第79号は、「令和3年度黒部市病院事業会計補正予算(第2号)」であります。  新型コロナウイルスに感染した患者等に対応する医療従事者について、防疫手当の追加や心身の負担軽減等のための宿泊施設借上げ費の追加を計上しております。  次に、条例関係議案について申し上げます。  議案第80号「黒部市東布施地区防災コミュニティセンター条例の制定」などをはじめ、新規条例制定が2件、一部改正5件の7件であります。  次に、その他の議案といたしましては、「市道の路線の認定及び変更について」の1件であります。  以上、本日提出いたしました議案等につきまして、その概要を申し上げました。なお、詳細につきましては、本会議、委員会等でご説明申し上げます。  何とぞ慎重ご審議の上、適切なるご決定を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由といたします。              〔市長 大野久義君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) 以上で、本日の日程は終了いたしました。   お諮りいたします。  議事の都合により、12月6日から10日までの5日間は、本会議を休会とすることにいたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) ご異議なしと認めます。  よって、12月6日から10日までの5日間は、本会議を休会とすることに決しました。  なお、12月4日及び5日並びに11日及び12日は、市の休日でありますので休会です。  12月13日は、午前10時開議、会派代表及び各議員による提出諸案件に対する質疑、並びに市政一般に対する質問を予定しております。  提出諸案件に対する質疑、並びに市政一般に対する質問の通告書は、7日、正午まで提出願います。  本日は、これをもって散会いたします。   散会 午後 4時47分...